2009.03.05

美男と野獣

前巻で薪×青木×雪子の壮絶な三角関係を描いた、清水玲子『秘密-トップシークレット-』。
2月末に6巻が発売になりました。

本誌『メロディ』を読んでないので(だって縛られてるんだもん)、全然内容知らずに購入。
てっきり、また読んでるこっちの胃がキリキリしちゃうような三角関係+エログロ社会派サスペンス(どんなマンガだよ…)が繰り広げられてるのかと思ったら、違いました。
今回のお話は3年前の第九が舞台。
貝沼事件(連続少年殺人事件)の捜査で同僚を失い、親友を自らの手で殺した(正当防衛)薪。
彼がただ一人残された第九に、3年後には薪の右腕的存在となり、新星青木にちょっと嫉妬したりもする岡部が配属になるお話。

もともと捜査第一課、現場で泥臭く粘り強い捜査で活躍していた岡部が、死者の脳を再生するという真逆の捜査方法で何事件を解決する第九に、大人の事情で配属となる。
当然、第九に反発を覚える岡部は、見た目は綺麗なのに誰よりも傍若無人な薪のやり方にも当初は反発する。
しかし、ある事件をきっかけに考え方が変わり、第九とは何か気づき始めていくのだった。

キター!岡部さん!!

とにかくその絵の美しさで、綺麗な男を描くのが(たぶん)大好きな清水玲子だけど、この人は間逆のこういう無骨でむさい男を描くのも大好きだよねー。
『輝夜姫』の高力士とか!何気に一番かっこよかったもんね。
『秘密』でも、1巻から腐女子的関係を見せ付けてきた薪×青木の後ろで、生き生きといい味出してるのがこの岡部さんなのだ。

その岡部さんと薪さんの過去が明らかになったわけだが…
いやぁ、もう…実は青木も知らない薪さんの"弱さ"を知ってるのが岡部なのねぇ。
薪さんが、その後、第九と言う組織を成立させてこれたのは、この人がいたからだということが判明してしまった。
"美女と野獣"ならぬ"美男と野獣"で、もー、これでもかってほどおいしい役回りに描きましたね、清水さん!(笑)
そのでかい図体と三白眼で、時に笑いを誘いつつ、薪さんの凄さと弱さを読者と一緒に体感する岡部さん。
美しくは無いから、現実感たっぷりにすっとぼけてるから、共感できるすっごく愛らしいキャラクターに描かれてます。

モチーフとなった事件は、今回も現実社会にリンクしたもの。
通り魔殺人が行われた背景にある、老人介護、精神倒錯…
何もかもをバッサバッサと善悪切り捨てていく世の中で、その背景にあるかもしれない物語の可能性を掬っていく必要があると、ストーリーをエンタテインメントとして楽しみながら、考えさせられます。

というわけで、今回も面白かったのだが、頭の中でこれでもかとギスギスした話をイメージしてたもんだから、ちょっと物足りない…。
とか思ってたら、本編の後に特別編「Copy Cat」。
こちらは期待通りのドロドロな展開。
短いのに、何、この重量感。
早く、次が読みたーい!!(でも、『メロディ』は購読しません。爆)
こちらでも岡部さんがいい味出してます。

ほんとにね、清水玲子の、すーーーごい綺麗に滑らかなタッチで美男美女を描いておいて、その隣に岡部とか高力士みたいなゴツイ人をサラッといい感じで描けちゃうギャップが好き。

まあ、文句を言うなら、デッサン力がちょっと落ちてるのと、薪さんがどんどん耽美系キャラになってるところ。
いや、まあ最初から女の子みたいな年齢不詳の警視正というむちゃくちゃな設定で、耽美系ではあるんだろうけど…
だけど、美しく描くことに酔ってんじゃないかな~?と思ってしまうカットが増えてるように感じてしまうもので…。
まあ、この人は昔からだけどさ…女の子ならいいんだけど、男だと…ほら、わしBLとか得意じゃないから…。
そうは言ってもカラーはやっぱり綺麗だよなぁ…。

しかし…前巻も『秘密』と同タイミングで発売だった浦沢直樹『PLUTO』の新刊も一緒に買ったら、本格的に本棚がいっぱいになってしまったよ…。
やっぱり売るか実家に持って帰るかしなきゃだめか。
マンガも小説も選抜するならするで時間がかかりそうだ(汗)

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2008.12.21

ぬか床から、繋がっていくことへ

ううぅ…すごい。
また梨木さんワールドにやられてしまった。

何が凄いって、ぬか床から始まって、ファンタジーと言うかオカルト的な要素を見せつつ、生物学的、ジェンダー学的要素を織り込み、最終的に死生観というか…いや、単純に生と死ではなく…いろんなものの"営み"までたどり着く、その物語の発展の仕方や、桁外れの想像力とそれを具現化する筆力…

ただ、それ以上に、自分の"生き方"の部分をぐわんぐわん揺さぶられた感じで…こんなのは始めてかもです。

この季節、相変わらずクリスマスとかとは疎遠な生き方をしていて、それでもいーじゃねーかと言ってしまう今日この頃ですが。

主人公が、そういうタイプの女性なのです。
彼女は、出生や置かれた状況のバックグラウンドがあって、恋愛なんかにあまり興味がない、女性である以前に人間であるというような考え方をしている女性です。
その考え方に共感を覚えるのですが、でも私の場合は、彼女のような特別な背景があるわけではなく、また、負け惜しみとかでもなく、単に臆病だったりするからなんだけど。

そんなわけで、私の場合はほとんど臆病心から、人と深くコミットすることや女性らしく振舞うことに対して、すこしばかり抵抗があるわけですが、でも、生命の循環に加わることの必要性を疑っていたり、もっと俗な話にすると、他人同士下手にくっついて一生やっていくのはそんなの幸せじゃないんじゃないかと、普通にこういう発想が出てくるということは、どっかで本気で思ってもいるんだと思う。

"リアルな女性の姿を描いた"とか、あとはちょっと上から目線の恋愛指南書もどきの恋愛小説なんかには、そういう…こういう?(笑)女性が出てきたりしますが、そういう表現に関しては、「はぁ…」って感じで…痛さは感じつつも、そんなに影響は受けない。

梨木さんは、こういう考え方を、真っ向、彼女の作品に通じるテーマである"繋がっていくこと"にぶつけた。
抗えない、生物学的、いや、それすらも超えた、生物の本質的な欲求にぶつけていった。
私みたいな臆病者のへ理屈屋は、よっぽどこいういうアプローチのほうが、ダメージ…うーん、違うな、かなり近いけど…影響を受けやすいのだ。
まあ、恋愛や結婚について、こういうアプローチの方がリアルに感じると言うことは、結局、クリスマスとか、そういう恋愛系行事とは疎遠な人なのかもしれないな(苦笑)

私は、
私も、
繋がりたくないわけじゃ
ないんだよ。
たぶん。

臆病さとか、ジェンダーとか、超越して、欲求に従うこと、繋げていくことを選ぶことが、私にもあるのだろうか…。

最後はもう駆け足で読み進めて、読み終わって、凄く、なんか凄く、自分の在り方について考えてしまった。
年末年始でもう一回じっくり読もうっと。

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2008.08.06

清水と浦沢

4月に4巻が出たばかりだと思ってたのに、もう5巻が出ました。

『秘密-トップシークレット-』

4巻で薪さんと青木の間に雪子さんという監察医の新キャラが出てきて、人間関係が急展開したわけですが。
この5巻でそのトライアングルに緊張感走りまくり。

続きを読む "清水と浦沢"

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2008.04.05

秘密。

本屋に寄ったら、清水玲子『秘密-トップシークレット-』の新刊が置いてあったので、散々試験前だって言ってるのに迷わず購入。

帰りの電車の中でイッキ読み。
お、おもしろーい!!
1巻で1ストーリーは3巻もだったけど、3巻は割りと被疑者被害者の描写が多くて、だれが犯人かというよりは、どういう事件なのか?を事件の当事者達の回想や言動で追い、それと平行して薪さん、青木を初めとした第9が事件の核心に迫っていくっていう展開だった。
4巻は雪子さんっちゅー新キャラが登場して、あくまで第9サイドから見えない犯人を追うと言う展開。
重量感が違います。
犯人が誰でどういう人間なのか?というところが最後の方まで見えないハラハラ感もいつも以上だけど、それよりなにより薪、青木、雪子の3人の関係ですよ!
だって男二人(しかも1人は性別を超えた美しさ!)の間に入り込む一人の女ですよ?
もーーーーーー、これぞ黄金の三角関係じゃないですか!!

いやだって『輝夜姫』が最後までイマヒトツキャラが定まってなくて(まあ話も人も広げすぎたよね…)物足りなかった分さ、この作品は登場人物がそれほど多くないせいか、登場人物それぞれが魅力的で、だからこそ関係がスリリングですごく引き締まってていいのよー。
連載当初はまた美少年描きたいだけなんじゃないの?(『輝夜姫』はだから最後ミラーの出番が増えたんだと…)とか思ったんだけどさ、ここにきて雪子さんの登場で、グッと人物に重みが出ましたね。

最後に窓から青木と雪子を見下ろす薪さん。
そして巻末に収録された特別編で"境界"でもがき苦しむ薪さん。
この人は、この人たちの関係はこれからどーなるんだー!?
でも本誌は買ってないし、あまり立ち読みできないので、次巻を待つしかないのでした。
あぁ、気になる。

で、気になると言えば…
アニメ化の話です。

続きを読む "秘密。"

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2007.01.13

本屋の話

正月休みから読み始めた、吉川英治の『三国志』。
1巻が読み終わったので、早速2巻を買おうと、新宿ルミネエストのエスカレーターを上ると…
本屋のあったフロアが閉鎖されてるじゃないですか!
張り紙を見ると、

「2007年1/7(日)をもちまして閉店いたしました。 」

だって。
なんなのよ。もう。
本屋好きとしては軽くショック。
レジ裏で店員がマンガについて熱く語っていたのが印象的な山下書店がなくなっちゃって、駅に本屋がないのはどーゆーことよ?と文句タラタラだったところに登場して、夜は10時まで営業。
青山ブックセンターからブックファーストに変わっても11時までやってる南口ルミネにはかなわんし、なんとなく本屋スーパー的雰囲気(わかる?)はそんなに好きじゃなかったけど(有隣堂ってどこ行ってもそんな感じ)それでも、東口の大型書店は軒並み9時閉店なので結構重宝してたんだけど。
エストになってからルミネカード作っちゃった、エストヘビーユーザーだしさ。

採算合わなかったのかなぁ~?
出版不況と言われて久しいし、競合店も多いし。
そりゃ私も時間があるときはジュンク堂とか紀伊国屋まで足を伸ばしちゃってたわけで、本が売れないのにそんなに店舗ばっかりあっても仕方ねーだろってのもごもっともなんだけどさ。
だいたい、有隣堂→ジュンク堂→紀伊国屋→福家書店とハシゴするだけハシゴして、結局何も買わない、一番たちの悪いタイプの客の私には何も言われたくないだろうけど(苦笑)
さて、今度は何が出来るのかな?

と、一方で、今月でロフトが閉店する(これもどーなの?)三越アルコットでは、そのワンフロアが上のジュンク堂に追加されるそうですよ。
すごー。

でもやはり駅や駅の近くに本屋が無いのは寂しいというか、その街が退屈に思える。
たとえ、大型書店が街の中にあっても。
ちょっとレベルが落ちる感じがするんだよねぇ~。
新宿東口は、前の山下がつぶれたときにそう思った。

でもまあ、街に本屋が無いところもあるわけで。
私の地元がそう。
駅に一応、地元の老舗書店が入ってるけど、年々縮小傾向。
私の高校時代に比べて4分の1くらいになってしまった…。
だいぶ前に画材屋が、ちょっと前に向かいにあったCD屋が…それぞれ潰れてギャル系ファッションの店になったから、先が思いやられる。
駅に隣接するスーパーの中に、フロアだけは結構ある本屋が入ってるけど…ちょっと故郷の知的好奇心レベルが心配になる品揃えなのよね。
街中にもパッとする本屋はほとんど無い。
一応、街の中に大学があるのにさぁ。

村上春樹が、中古レコード屋の質でその町の文化レベルを測ると、『シドニー!』かなんかで言ってたけど、本屋もそういう指針のひとつだと思う(あと、CD屋とかも)
前は、自分はいつかは地元に帰るんだろうな…と漠然と思ってたけど、今、“ちょっと歩けば大型書店”な街に慣れてしまったので、ちょっと無理かも…とか思う。

とりあえずは、出版不況の中頑張っている、今住んでる街の本屋にちょっとでも貢献しようと…まあ、福家書店に無かったからなんだけど…最寄り駅の本屋にて『三国志』の2巻を購入したのでした。
あと、雑誌を1冊。

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2006.07.22

KPマンガ夜話その1

さてさて、だいぶ前の話ですが。

皆さんご存知のとおり、ワタクシはこの春、『シティーハンター』(以下CH)にどっぷりと浸かっておりました。

もともとのきっかけは、U波さんの「DaydreamTripper」がアニメ『エンジェルハート』(以下AH)スペシャルエンディング曲に使われたからなんだけど、それからCAのマンガ文庫集め始めて、CATVで放送しているアニメ版見たり、AHのアニメ版もブツクサ言いながら見続けたりと、結構な時間をCH関連に費やしていたわけですが…。

まあ、そんな日々も、文庫版全巻揃えたらパーッと去っていきましたよ(爆)
今じゃ'91に突入したアニメ版もあまり見れてません(残業でその時間に帰れないんだけど)

いや、でも、いい作品でした。
12巻あたり…リョウと香の関係を突っ込んで描くようになってからは、二人の不器用なやりとりに思わずキュンキュンきてしまったり(笑)
そのあたりから大掛かりなリョウの過去に迫るストーリーも増えるのだけれど、逆に間に挟まれるほのぼのとした小ストーリーがいい味出してたりしてね。
海坊主の1日を描いた一話完結の話とか、美樹が変装してリョウたちに海ちゃんのガードを依頼する話とか好きです。
てか、北条さん、美樹のこと相当気に入ってるわよね…(動かしやすいのかな)

その12巻あたりから、大きなコマ割の多用も目立ってくる。
あのー、最終巻のクレジットで知ったんですが…『スラムダンク』の井上雄彦さんがアシスタントをしていたんですね。
なんか、有名な話みたいだけど(偶然、最終巻を買った週の「王様のブランチ」コミックランキングで『バガボンド』のときにこのことが紹介されてた。そのすぐ上位にAHが入ってたから)
そんなことも知らずに、ある巻で1ページぶち抜きのリョウと香の2ショットなんかを見て、昔、「BSマンガ夜話」でスラダンやった時に確か「絵が上手いんでマンガのコマワリというより、イラストレーション化している」なんて言われてたけど、北条さんもそういうところあるよなぁ。ジャンプ作品のひとつの傾向なのかなぁ、なんて思ったんですが…逆じゃんね。
どちらかといえば、井上さんのが師匠譲りなんじゃないか。

とりあえず、お二方とも絵がすんごい上手なところが共通点(イマサラ言うのは失礼かとは思うけれど)
北条さんや井上さんだったら筋肉の躍動感や全体のスピード感。
もっと自分に馴染みの深いところで言えば、清水玲子や昔(『ぼく地球』の後期ごろ)の日渡早紀の髪の毛一本一本や装束なんかに見られる細やかさ。
画力がある人の、時間と労力と愛情をこめて描かれたことが伝わってくる、「あぁ、この人、絵を描くことが好きなんだろうなぁ…」と思わせる描写や作品に出会えると、それだけで結構幸せな気分になれたりする。
北条さんのイラストはまたそこに、登場人物への愛情というか、描き手と登場人物とのシンクロを感じさせるところがまた魅力。
完全版の表紙とか、見てるだけでうっとりしちゃうもの。

ちなみに、同じように絵が上手くても、浦沢直樹や、これまた身近なところで羅川真里茂(矢沢あいもかな?)なんかは、絵はあくまでツールであって、重点は人間やストーリーを描くことに注がれてるような気がするんだなぁ。
女性マンガ誌の人たち(一条ゆかりや槙村さとるとか…)はまたまた別の路線だと思うし。

で、まー、画力がある人たちは、絵が上手すぎて描くことに酔っちゃって、話とつりあわなくなることもあったりするんだけれどねー(清水さんの「輝夜姫」とか美しいシーンはたくさんあったけど、伏線をいくつも残したままだし、物語自体「月の子」を超えられなかったと思う。絵に酔いすぎて最終的に崩れてしまった日渡…あぁぁぁ)

その点、CHは1巻からの伏線をラストへ向けた山場でぜーんぶ解消してくれたのが気持ちよかったなぁ…。
香の兄、槇村の仇であり、リョウの過去に深くかかわるユニオンテオーペとの戦い。
アメリカ時代の相棒、マリーやミックも再び絡んで、時間的な矛盾ってのをほぼクリアしてたし、エンジェルダストについても1巻のリョウのセリフとかがちゃんと活きたし(まあ、経験者なんだろうなぁとは1巻で思ったけど)海ちゃんとの目の傷との繋がりも見えたし…。
そう、北条さんはそれほど絵に酔わない。
深刻なストーリーでもギャグは忘れないし(最初、アニメのイメージで読み始めた時は、リョウがすごくかっこ悪く思えたのよねぇ)
少年マンガと少女マンガの違いかしら…。うーむ。

ああ、いや、でももうユニオンとの決闘シリーズで語るべきはリョウと香のやり取りよね…やはり。
その前のシリーズでお互いをパートナーとして認め合った後の、確かな信頼感。
決闘を前にしてお互いを確認しあう二人のシーンや、ガラス越しのキスシーンは、すごい好きで何度も読み(見?)返したもの。

アレがあって結ばれた二人ならば…AHの香の死という設定に納得行かない…というファンの気持ちもわからんでもないんだけど。
でも私はAHをそういう設定でスタートさせた北条さんの意図も、なんとなくわかる気がするのよね。
ていうか、作者=神様だと思うし。
神様がパラレルと言ってるんだからパラレルだと思って安心して読めばいいじゃないかと。
描きたかったもう一つの世界って…絶対あるはずなんだ。
前にカーウァイさんの話をしたときにも"取り留めのない作業"と書いたけれどさ。

ストーリー的には17巻のユニオンとの話で完結なんだけど、もう1巻続くのよねぇ。
まあ、人気作品は得てして潔い終わり方をするものは少ない。と思う。
一段落して終わりたいのかもしれないしなぁ。
あの最終巻のほわーっとした感じは、結構ほかの大作マンガのラストでも感じるもん。

最終シリーズ、私は好きですよ。
「何が何でも愛する者を守り抜く!」
と断言するリョウ。
ファンの悲しい習性か、思わず「GetWild」の歌詞を思い出してしまいました。
でも実際、そのセリフがマンガもアニメも、CHに関わるすべてに共通するテーマだったんだろうなと。
最初、どこがいいんだ?と思わずにはいられなかった香がどんどんいい女に成長する裏には、もちろんリョウ絡みの事情がある。
リョウも、香を幸せにするためにはどうしたらよいのか?という葛藤を超えたときに本当の強さを得る。

誰かのために愛せるのなら
きっと 強くなれる

CHってリョウと香が"お互いを守り、愛する"という気持ちを確かにすることで成長していく、グローウィングアップストーリーだと思う。

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2006.04.19

少女マンガの入り口

さあさあ、そこの元りぼんっ子のアナタ!
ちゃんと買いましたか?

「空色のメロディ」文庫版 第1巻、第2巻

やっとの文庫化です。
ずっと待ってました。
「ポニーテール白書」より「姫ちゃんのリボン」より先に文庫化すべきだろう!と、身内ではずーっと言っておりました。はい。
大好きでした。

吉住渉の「ハンサムな彼女」も夢中で読んだし、地元の先輩、柊あおいの「星の瞳のシルエット」なんて母親巻き込んで全巻揃えたりしてたけど、今思えば、一番好きだったのはこの水沢めぐみの「空色のメロディ」だったんだなぁ。

柊あおいと水沢めぐみの絵はよく真似して広告の裏なんかに描いていました。
肖像画に描かれたお姫様の髪形(アップにして三つ編みを後に回してある)とか、ブルーストーン王国で騙されて参加させられたパーティーでメロディが着ているドレスとか…
たくさん真似して描いていた記憶がある。
ストーリーは全然憶えてないけど。

ほんと、話は全然忘れてる。
キャラは憶えてて、あとグリーンフィールドでの人間関係も憶えてる。
けど、そのお母さんが実が王女で…の展開がすっぽり抜けてる。
うーん、要は雰囲気が好きだったんだろうなぁ…。

4分の1の柱を読むと、「赤毛のアン」にインスパイアされてるのね。なるほど。
あと、「ラピュタ」も影響してるんだろうなぁ。
当時のりぼんの、学園モノが主流の中では目立ってたんでしょうね。
金髪碧眼の可愛らしい少女に、大切な仲間達。
彼らを取り巻くステキな風景。可愛い洋服や雑貨…。
夢を見てたんだね。小学3、4年生のあたし。

今読むと、ピュアピュアで汚れきってしまった自分が情けなくなりますが…(笑)
でも、昔の少女マンガ特有の「読んでて恥ずかしい」感はそれほどないねぇ。
やっぱり可愛いなぁ~と素直に読める。
突っ込むとすれば…あれ、こんなに絵が雑(ry

恥ずかしさなら、今連載中の「キラキラ100%」の、あまりの作風の変化の無さのほうが上回るね(苦笑)
ていうか、どの作品見ても、登場人物のパターンってあんまり変らないわよね(笑)
上手いのか下手なのか、はたまたシンプルなのか雑なのかわからない画風も健在だし(苦笑)

水沢作品は、実は「ポニーテール~」も持ってるし、「チャイム」もかなり好きで(「姫ちゃん」はイマイチ)、他の当時のりぼん作家陣とはちょっと違う、素朴で可愛らしい雰囲気が今も変わらず好きだったりします。

だから、「神様のオルゴール」冒頭で、ベッドシーン(つっても、布団の中に主人公カップルが並んでるだけだけど)が登場した時は結構なショックだったんだよー(;´Д⊂)
「キラキラ~」でも、主人公は相変わらずウブ(死語)なくせに、高校生が“クリスマスにホテルを予約”とか“彼とお泊り”とか言ってるし…_| ̄|○

作風が全く変ってないだけに余計に違和感があるのよ。
水沢にはどんだけクッキー誌上でナナが受けてようと、少女マンガ表現の過激化が進もうと、メロディとかチャイムの世界にとどまっていて欲しいの~!
登場人物の誰もが手を繋いだり、ほっぺにチュくらいで顔真っ赤にしちゃったり、簡単な魔法やおまじないで元気になれちゃったりするような、そんな世界を書いていてほしいの~!

と、大人になりきれない四捨五入して30(自爆)の女は思う。

あぁ、このあと白泉社への道を歩んでなければなぁ…。
こんなに理屈屋でオタクな女性にはなっていなかったかもしれないな…なんて思わなくもない。

あ、そういや白泉社で思い出した。
どうなの!?「笑う大天使」
どこぞの雑誌で読んだのだけれど、史緒が関西弁とか、ロレンス先生がカタコト(←これ一番どうなの!?)とか!
なんか、原作とかけ離れたものになってるんだろうなぁ…と、今からうんざりしちゃいますよ。
ほんと、どーなってるんだべー。

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2005.08.27

紀伊國屋に行ってきた

♪フラリ立ち寄った店の片隅
♪きみが読んでた本を見つけては手にとって見る
♪あの日を分かりたくて

なんて歌を思い出しながら

手に取った本が"魍魎"やら"狂骨"やら"鉄鼠"じゃ絵にならないよなぁ…
だいたいコレで読んでるときの心境を量られても…

と、無駄な心配をしながら活字を食べるように読んでいる今日この頃。

さぁ、想像してみよう。
ウツ君がフラリと立ち寄った本屋で(まず本屋にフラリと立ち寄る人ではないだろうに)、不気味な表紙の分厚い本を手にとって、切なげな瞳で見ているところを。

そんな感じで久々にフラリと新宿東口の紀伊國屋に行ってきました。
最近はジュンク堂にばっかり行ってたからね(まあ、紀伊國屋の後にジュンク堂もハシゴしてるんだけど)

紀伊國屋に行くと、とりあえずアジア芸能雑誌コーナーに行く。
大量の韓流雑誌の中から"アジア"芸能の雑誌を探してとりあえず手にとっていく。勉強中ゆえ。
今日は映画「頭文字D The Movie」の特集号がたくさんあった。
「インファナル」シリーズでおなじみのエディソン君とショーン君とアンソニーさんのインタビューを何本か読む。
どーだ可愛いだろう。
と、韓流雑誌を手に取りに来たおばさんたちにも見えるように、若干大げさに見開いて読んだりする。
いや、ほんと可愛いんだもん。
アンソニーさんじゃないわよ(ていうか、こんな濃いオヤジは日本にはいないっ!)
「若手がどうやって香港映画界を盛り上げていくかについて、いつも話をしている」とかなんとかって…まるでジュビロの若手みたいな…ことを言うエディソン君とショーン君が、です。
という感じで、私は一足お先に華流の世界を覗いて…いるわけではなく、どっちかっつーと10年遅れで香港映画ブームに乗っかったって感じなんだけど(苦笑)
ところで、この主演の子は…台湾NO1の歌手らしいが…かっこいいのか?(←周回遅れな人なので現状がイマイチ分からない)
チャップマンさんに、おぉ小春ちゃん(「君さえいれば」でアニタの幼馴染役をやった人)も出てるよっ。
とりあえず、映画は見に行こうな>私信
これもね(この4ショットカッコいい)

続いて遅ればせながら、先日創刊した「サッカーJ+」の都内大型書店でしか買えない地方版…ジュビロ版…を購入。
全国版は既に読んでて、あんまりジュビロの記事が無い上に、なんとなーく横浜さんの色が強い印象を持ってて、サポブログで「若手3人インタビューの他は全国版と同じ」と書いている人がいたので買うつもりはなかったのだが…。
ビニ本なんだもん…。
あぁ、でも、全国各地版平積みの中でジュビロ版が一番減ってたっすよ。
うん、まあ、噂の"ぼびー(カレン)のアホ顔"が見れただけでもヨシとするか(いいのか?)
それにしてもけーすけちゃんはやはり宮本さん(恒さんではない。浩次さんね)に似てる気がする。
輪郭かなぁ。だから喋り方も似てるんじゃないかしら…。気のせいか?
今度上京したとき見てやってください>関西方面へ私信。
いずれにせよ、香港の若手に負けず劣らず…いや、勝つね(笑)…こちらの若手も可愛いのです。うふふ。
あした、頑張れよ。
あと「Footival」最新号ですが…。
あの、チーム情報が大食い自慢争いって…どんなチームですか、どんな…。

で、最後に、今読んでる本で見つけた誤植らしきものが本当に誤植が確認する。
私の持ってる文庫版は初版(2001年。地方の本屋っぽい)
で、どうやら今月重版されたらしい。
重版ならすでに指摘もあって直っているだろうと問題の箇所を見てみると…あ、あれ、同じだ。誤植じゃないのか?
い、いかん、勝手に誤植だなんて判断しちゃいけないんだ…と少し反省するも、やはり気になり、オリジナルのノベライズを見てみる(これはジュンク堂)
あーれーやはり誤植だよなぁ。しかも単純誤植。
文庫版でわざわざこんな風にはしないよなぁ。
えぇ…これ確かだとすると重版でも直ってないってどうなのぉ…とか思ってしまう。
前にも別の本であったんだけど、気に入って夢中で読んでる本ほど、誤植が出てくるとがっかりして若干興醒めしてしまうものよね。
しかも、今既に3箇所それらしきものがあるんだけど(特に校正勉強してなくても普通に気づく)

校正はそこで見落としたら最後、出版後、誤植があったとしても(表には著者の名前しか出ないから)校正者は責任の取りようが無い

と、スクールで何度も聞いた言葉が身に染みる。
だから、私は人一倍そそっかしい人間なので、校正を仕事にするには相当の覚悟が必要だよな、と思ったのであった。

あぁ、相変わらず純粋に本を買ったり読んだりすることを目的にして本屋には行ってないね。
まあ、本屋通いは毎日のことですから。
毎日買ってたらお財布がもたないー。

そういや、このころ(午後7時半ごろ?)三越近辺にうようよしていた消防車はなんだったんだろう?

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2005.05.12

インテリメガネ好きは十九郎さんがお好き

「おーらばすたー・いんてぐらる」ってなんですかー?

すごい出遅れてるらしい・・・(苦笑)

今日、漫画文庫版「天使はうまく踊れない」(な、なつかしすぎるっ!!)の帯コピーを見て知りましたとさ。
そうですか、名コンビ復活ですか。

なんつーか、別れ際に言われた言葉が尾を引いてるんで、「若木、それでいいのー?」と思ったんだけど、本人の日記読んだらよくわからなくなりました。
他の日には普通に漫画文庫の宣伝とかしてるし。

8年前(になるらしいですよ!お嬢さん方!こわっ)にオーラバの挿絵から杜さんが撤退したわけだけど、その件についての若木氏の話を聞いたとき、若木氏にとって杜さんのイラストは自分の世界観を表現するに不十分であるというレッテルを貼りつけられたような印象を受け取ったのよね。
勝手に不仲説(人としてじゃなくて作家同士としてのね)を繰り広げていたんだよ。
いたいけな片田舎のオタク娘は。

で、杜さんには任せられないと言った後に見せられた絵が・・・コレですか・・・みたいな(高河ファンの方ゴメンよ)
もうね、お嬢さんは当時、(今じゃ考えられませんが)活字なんざほとんど読まない子だったのですよ。
それこそ、活字は「オーラバ」と"TM本"だけ、あとは漫画(しかも白泉社)だけという、イタイ子の典型だったのです(きゃー恥ずかしい←本質は今も大して変ってない)
オーラバも漫画から入ったし、杜さんの絵(というか、杜さんが描くオーラバの面々)が好きだったので、活字(若木)側の都合でイラストが変り、そのイラストがどーにもイメージに合わなかったことは結構なショックだったのよ。
おかげであれ以来、ほっとんどオーラバは読んでない。
つーか、大学入ったら急に読書に目覚めて、ライトノベルはほとんど読まなくなったんだけど(オーラバが純正ライトノベルかと言われるとアレですけど)

まあ、その辺はいいとして、で、若木氏の言い分から、もうこの人は自分の作品を杜さんに託すことはないんだろうなと、二人のコラボレーションはもう無いんだな・・・と思っていたんです。はい。
だから、こんな企画がいつの間にやら進んでいたことに驚いたのです。

でもアレね。白泉社の編集が相当頑張ったっぽいね。
で、若木自身は一歩二歩下がったとこから見てる印象だな。
杜さんも、オーラバ離れて以降パッとした作品ないし(そりゃ、漫画家として油の乗る時期をオーラバに捧げちゃったわけだから)、悪い企画じゃないかもね。
うーん、でも結構画質が変っちゃったからどうだろう?


あぁ・・・なんていうかね。
最近の白泉社の90年代リバイバル戦略のターゲットにまんまとはまってますよ。自分。(笑)
つまらないと解っていても、「ぼく地球(ぼくの地球を守って)」の後日談シリーズは(立ち読みだけど)チェックしてるし、今日だって、「天使~」の横にある「欲望バス」やら「空の帝国」やらを手にとって、うわー欲しいなーなんてやってたし(とか言ってる間に「空の帝国」3巻行っちゃってるよ・・・汗)

とりあえず、今度出る「メロディ」は複雑な思いで手に取るでしょう・・・と〆ようとしたんだけど、清水さん巻頭ということで普通に楽しみになりました。
でも、さすがに本誌(この響きも懐かしい)は買いませんけど。(得意の立ち読みです)

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2005.02.14

星屑たち

hosikuzu
こんな本を読んだ。

「星屑たち~それからのアトランタ組物語~」
著者:川端康生
双葉社刊


どこだか忘れたんだけど、どこぞのブログで、最近サッカーを見始めたような人は絶対に読んだほうがいいと書かれていたので。

アトランタ組・・・つまりは、1996年アトランタオリンピックに出場したU-23サッカー日本代表のこと。
メキシコ五輪から28年ぶりにアジア予選を突破し、本戦でブラジルを破った、俗に言う「マイアミの奇跡」のメンバー。
選手名を出せば、城彰二、前園正聖、中田英寿、川口能活・・・などなど。
本来なら、2002年W杯では日本代表の中心になるはずだった彼らの多くが、その後なぜ、代表はおろか、サッカーの表舞台から姿を消してしまったのかを追う事で、Jリーグ創設期の日本サッカー界の変化、その変化がもたらした明暗を浮き彫りにするノンフィクション。

とまあ、要約するとそうなんだけど、当時、20代前半の若い選手たちが時代の、まさに狭間に立たされ、翻弄され、自分を見失っていった様子がとにかく痛々しくって・・・。
それと同時に、自分が知らないことだらけな現実を痛感。
「マイアミの奇跡」は知っていたけど、そのアジア予選を勝ち抜いたのが28年ぶりだったということもちゃんと認識してなかったし、チームのメンバーの多くが、その後のサッカー人生を迷走していたことも知らなかった。
彼らを取り巻いた、Jリーグバブル、マスコミ等々の環境も、もちろん。
私が代表戦をまともに意識したのは97年のフランスW杯予選からで、まともにサッカーを見るようになったのは02年以降という、よくあるパターンなので、仕方ないかな~と言い訳もできるけど。
いや、だからこそ、読んでよかったなと。

ルポは、城、前園、白井博幸、廣長優志、松原良香、そして監督の西野朗、コーチの山本昌邦、日本サッカー協会強化担当・加藤久等のインタビューを中心に構成されている。
で、あまり取り上げられてないけれど、この代表に、ジュビロからは服部年宏、鈴木秀人、田中誠が入っている。
3人は、代表云々はさておき、今も地に足をつけてプレーをしている。
そして、五輪を前後してジュビロに所属していた選手はもうひとりいて、それが松原良香。

そういえば、昨年出版された、ジュビロウェブマスター・松森亮「サッカーのある場所」の中に名波浩と秀人が歴代所属選手について語る対談があって、そこでこんなことを言っていた。

秀人:「よしかは、小学校の頃から浜松でずっと一緒だった。ドンドン悪くなってるよ」
松森:「オリンピックも一緒に行ってますしね。今は沖縄・・・」
名波:「終わりだな、こいつは典型的な(笑)」

松原さんという選手を全く知らなかったので、このやり取りはさらっと読んでいたんだけど・・・。
コレが、「星屑たち」を読んだ後では重く感じる。
秀人も名波さんも、別に見下すような意味で「ドンドン悪くなってる」とか「終わりだな」って言ってるわけじゃなくて、同級生や元チームメイトとして、今も第一線でプレーする選手として、国内外のチームを転々とする松原さんに対して、ごくごく客観的に思っていることを言ってるんだと思うけど。
五輪後、チームに残った3人と、移籍を選んだ松原さんの間にあった差ってなんだろうって、読みながらずっと考えていた。
FWという松原さんのポジションを考えると、移籍という選択も当然ではあったんだろうけど、それでも、もし残っていたら・・・と、今しか知らない私は短絡的に思ってしまう。

「堕ちていった」選手に対して、清水の伊東輝悦や横浜Fの遠藤彰弘(保仁の兄ちゃん)のコメントも、秀人の「悪くなってるよ」と同じような、どこか突き放した冷ややかさを含む。
「残った者」のプライドかな。
城とは鹿児島実業で同級生というだけあって特に重みのある遠藤兄の、「結局、人(自分自身であり、周囲の人々)なんだと思います」というのが、アトランタ組のその後を二分した一番の理由なんだろうな。
だから余計に、ジュビロの3人と松原さんのことを考えてしまうのだ。

サッカーファンとして私が過去を知ることは、日本のサッカー界にとっては大して意味のあることではきっとない。
だけど、W杯最終予選が始まった今、この本を読んで、過去から現在へ、日本代表が歩んできた道筋や、代表を取り巻く環境を考えることは、少なくとも私自身にとっては意味のあることだと思う。
あの頃から、ちっとも成長しているようには見えないマスコミや、そのマスコミに反発したり迎合したりしながら、日本サッカーを応援している自分という存在を、自戒の念を持って、見つめなおすことができるから。

というわけで、おススメです。
まとめに締まりがないのが残念なんだけどね・・・って言ってるこの感想文も相当締まりがないけど(苦笑)

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